一家でお世話になっていて、ももとわたしが全幅の信頼を置いているAC仲間のさちさんから、もものメッセージを受取ました。(9月12日)----------------------------------------
9月8日(天使になった日)のことはとても悲しかった。
あの日、あのとき(魂が体の外へ出たとき)、ワタシはなんだか体が窮屈で、何かに押し出されるような感じがしたの。
自分のいる場所がだんだん少なくなってきて、息苦しく、大きく息をした瞬間、ワタシは体からつるんと抜けてしまったの。
びっくりして、すぐに体に戻ろうとした。
だけど、ワタシが出た出入口がふさがってしまっていて、戻れない。
もう、どうすることもできない・・・
もう、二度と体には戻れないことを悟ったの。
困惑した思いで、隣のママのところに行った。
(そこでママが目覚めた 9/8 4時)
もう体に戻れないことは、もうママに心配をかけないで済むこと。
それはほっとする。
だけど、体に戻れないことは、ワタシにとってつらいことだった。
そう思うのは、きっとワタシが幸せすぎたからなんだね。
やり切った満足感と、もとに戻れない悲しみ。
これから先、どうしたらいいんだろう?どこにいたらいいんだろう?
って途方にくれた。
これでお別れだなんて、悲しい。
もう戻れない・・・
ママとのこれまでの関係が変わってしまうことが悲しい。
家族の形が変わってしまうことが悲しい。
戻れるものなら、元に戻りたい。
そう思っていたの。
ママへ丈夫な体をありがとう。
ママがしてくれた1つ1つが力になった。
この体は、ママとの合作。頑丈で強くしてくれてありがとう。
食べることをいろいろと考えてくれて、工夫してくれてたこと誇らしく思っています。
病院のことでも随分と振り回してしまったね。
高齢のワタシのケア、感謝してる。
何でも食べて元気でいられた。
でも、もう少し一緒にいたかったな。
一生、長い短いでなく、
何よりも1日1日が大事。
1日でも多く「おはよう」を言い、ごはんを食べる。
1日1日、大事な記憶を残しておく。
ワタシは、自分の命を全部使い果たした、やり切った。
だけど、まだ一緒にいたかった。
病気してから、毎日がお誕生日のように楽しかったね。
おいしいごはんをいっぱい食べた。
「生きる」って素晴らしいこと。
長くいられるならいくらでもいる。
体を持って生きるって素晴らしい。楽しい。
ワタシの今世は「ベストオブベスト」だった。
今までで一番の素晴らしい犬生をおくれた。
ママとワタシ、お互いにすべてやり切ったよね?
人と犬の関係で、そうなれるのはそうそうあることではない。
誇りに思う。
人と人であっても、人と動物であっても
それぞれお互いにやり切ったと思えることは誇らしい。
犬と人との間で、こんな素晴らしい関係になれるなんて、一生を成し遂げることができるなんて、すごいこと!
犬と人とがこういう関係になるのが可能ということを、これから逢う人や犬たち全員に伝えたい。
毎日の積み重ねでそういうことができるんだ。
この経験でワタシは今後の犬生に自信がついた。
自分の犬生に納得感がある。やり切ったと言い切れる。
ワタシたちの関係はやり切った気持ちを、お互いに持ち合える。
そのために年月かけてがんばってきた。
何があってもやりたい、ここにたどり着きたかったから、生きつづけたんだ。
旅を続けてくれて大きな学びの一生をありがとう。
ママと生きてきてよかった。
ワタシたちはたくさんのことを乗り越えてきた。
体の外へ出て、気づきや学びがたくさんあったよ。
家族についてワタシたちはこれから深いつながりになる。
パパにも感謝している。
ママとワタシのことを大きく守ってくれてありがとうございます。
ワタシたちはどうあっても(形は違えど)家族には変わりない。
パパは繊細なところがあるから、苦しいところ、見せたくなかったし、悲しい思いをさせたくなかった。
【
パールとのこと】
6月に病気がわかったとき、パールが心配してきてくれた。
だけど、ワタシは追い返した。
ワタシは自分でちゃんとやれる。
そして、そのときに、もしワタシが逝くときがあっても来ないように言い置いてあった。
パールが迎えに来たら、すぐに空へ連れて行かれてしまう。
なので、パールはワタシの「死の瞬間」は遠くで見守っていた。
(パールはももを迎えには来ていない)
ワタシのお葬式にパールが参列したそうしているのがわかった。
来たければ勝手に来ればいいのにね。
(パールはそうできない子なので、飼い主がパールに指示してついてこさせた)
パールと暮らして、間近で見られたことは大きなことだった。
パールは人に寄り添う役割で、人に役立つ(警察犬)犬。
それはよいお手本になった。
こういう生き方もいいなと思っている。
なので、しばらくはパールと一緒にいて、パールの世話になるだろうと思う。
生まれ変わったらパールのように、人にやさしく、人の役に立つような犬になる。
(警察犬ではないが、大きめで、犬で人に役立つ犬に)
「人と犬が、一緒にやり遂げる」・・・今世で体験したこと、学んだことをすべて来世で生かし、人の役に立てるようにする。
ママ、お互いにがんばってきたね。
ワタシのことはもう心配いりません。
生きることは喜びだったことを覚えていて。
ありがとう。愛しています。
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お空に行ったきりにならない。
しばらくは大好きな家にいたいの。
まだ一緒にやりたいことがある。
ワタシの中に楽しい思い出があるのを覚えていてほしい。
車に乗って風を感じるドライブ、楽しかった。
満足な一生、生きるって楽しい。そう思える一生だった。
ドライブの続きをしたい。
おでかけは楽しい。お供をしたい。余韻を楽しみたい。
「もも行くよ!」って声をかけてくれたらすぐに行く。
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◆協力:アニマルコミュニケーター 渡辺 幸子さん
さちさん、素晴らしいセッションをありがとうございました。
ももはわたしが思っている以上に、すべてのことに理解が深かったと思います。
しばらくは、ももと一緒にいる暮らしを楽しみます。